ムシウタbug〈5th.〉夢まどろむ迷子 (角川スニーカー文庫)

ムシウタbug〈5th.〉夢まどろむ迷子 (角川スニーカー文庫)

ようやく読めた。とりあえず面白かった。

  • 17. 夢まどろむ迷子

もはや、誰かの強さは“かっこう”の弱さの裏返しで、楽しい。いや、それも強さの裏返しなんだが。

  • 18.夢操る妖精

あんまり上手くなかった。どこがどういう風にと言えるならばよいが。“C”の過去編として。この時点では、“かっこう”への思慕が覗けないのは、まだ段階を踏むからか。

  • 19.夢届ける配達人

ギロチンだけよかった。温度の壁を渡るという何かも。

  • 20.夢蘇る一日

結局、こういうのを書かせれば岩井恭平はいいんだよなあ。ええ、残念ながら、俺もこういうの好きだし。というか、岩井恭平のいい加減なオタクさってものへの愛か。いや、特にその片鱗すら語られてもないけど、キャラクターがアレだし、好きなバンドの大半がアニソン歌ってるのはそういうことなんだろう。ELLEGARDEN,RADWIMPSときてLAST ALLIANCEはまあ分からなくはない。でも、この巻ではチャットモンチー。流れおかしいだろ。


あーついでに

ムシウタ〈08〉夢時めく刻印 (角川スニーカー文庫)

ムシウタ〈08〉夢時めく刻印 (角川スニーカー文庫)

もうあんまり覚えてない。
どう考えても“かっこう”の最強性を揺るがす巻。“かっこう”より強いと思われる人々がいっぱい出てくる。“かっこう”が強いから読んでるのに。最近、“かっこう”が、強さの比較のためにしか出てこない上に、“かっこう”がそう強く語られないのでファックだ。でも、まあ、運とかなんとかで“かっこう”が勝つしな。
我と拓にゃんがムシウタで一番面白いと言うことで同意した6巻「夢導く旅人」でも、明らかにアイツは“かっこう”より強そうな能力を持っていたり、そういう描写がされているのに、それでも“かっこう”が一番強いとか言う奴が居て、結局、読み続けなくてはいけないファックさだ。


アニメ版のキャストってどうなのかなあ。浅沼晋太郎花澤香菜ってのは、個人的には好きだし、そう悪くないと思うが、機能を重視すればもっと適任がいたよなあ、と思う。薬屋大助には確かに浅沼でもそう悪くないパフォーマンスだろうが、香菜ちゃんはどうか。誰がいいかはわからんが、細めの中原でも詩歌になるよきっと。ナバはまあ・・・。ゆかりんもまあ・・・でも佳奈ちゃんとかがよかったかも。


自分でこんなキモイ文章のせて、ドキドキしてくるなあ。
いいことだ。