ムシウタ #8(#6,#7の内容も含む)

割と作画のいい回。ムシウタではこのレベルで最上か。絵コンテに酒井和男監督、演出にえんどうてつや、とこっちもいい回。えんどうてつやは監督すると、妙なものばかり作るのに、演出はいいのはなんなんだろうなあ。ちなみに6話絵コンテ阿蒜晃士・演出浅利藤彰、7話絵コンテ下田正美・演出新田義方だったことも、なんとなくメモしておこう。ようしらんが。
ストーリー的には、“C”“霞王”が登場したり、志村由美のキャラがいろいろと動いたり、なかなか面白くなってきた感じ。もう8話だし、これからが佳境か。もつれてきた感が結構ドキドキする。あー、かっこうは放置されて、どうなったんだろう。ベキベキにカメラ壊されてたし。
セリフなど作品のいたるところから感じられるが、やっぱ、シリーズ構成というか脚本というかは結構気合入ってるよなあ。原作をちゃんと読み込んで作ってるものなあ。ムシウタの世界観を上手くアニメ化してると言えるんじゃないのかな。確かに、様々な説明不足は否めないし、原作との乖離も大きいが、それは悪いことではないと思う。
あー、担任の先生が“大喰い”ようだが、原作から離れた始まりの三匹の解釈で、面白いなあ。利奈と千晴が似ているという設定も意外性あるわ。あー、井上麻里奈の霞王は、まあ、予想通りだが、野中藍のCにはちょっと驚いている。小癪な感じがとてもいい。井上麻里奈の声が霞王にあってないとの指摘もあるようだが、そんなこともないだろう。むしろ割りとハマリ役では?あー、どうでもいいけど、志村由美のキャラの虫は特殊型のように思える。あの能力で分離型と言っていいのかしら。カメラそのものor電気情報を媒体にした特殊型と説明されたほうがしっくりくるなあ。まあ、その領域内で霞王が能力を十全に発揮していたことの説明が面倒そうだが。