ようやく見ることができた。
しかし、いくらDVDを見たところで、堀江由衣の表象不可能性を思い知らされるだけだ。まあそれでも、DVDに映っているものが俺達に現前する堀江由衣とは違うものでも、零れ落ちてしまっているものがあるとしても、なんらか堀江由衣的ではあって、とても幸せになれる。DISC1だけで止めておこうと思っていたのに、通して見てしまった。滑らないMCは本当に滑らんなあ。
ライブDVDの映像ってまるでとりとめがない。それがまとまっているように思えるのは堀江由衣の歌が流れるからだし、カット自体は全く無意味の連続でも画面が目を釘付けにするのは、堀江由衣が映っているからだ。まあ、編集はいろいろと大変なんだろうけど、実はもっとなんとかなるんじゃないのかと思わないではない。