ひだまりスケッチ×365 第1話「はじめまして! うめてんてー」

ひだまりスケッチ』ってこんなアニメだったっけ?前作は見てたというより流していたに等しいので、記憶が定かではないが、こんなんではなかっただろう。これが尾石達也の演出なのか。まあ、変わってない点も多いが、冒頭の疾走シーンは何事かと思わせられる。見ているだけで焦ってしまって、上手いなあ、と。
ここまでガッツリとキャラクターを見せにくるアニメって、実はそんなに無いんじゃないだろうか。キャラクターで見せないといけないアニメが多い割りに。フラッシュするようなカットの挿入も、細かい芝居も、結局はキャラクターを見せるという目的に良く向かっているように感じられる。シャフトはとりあえず意欲的だわなあ。ティーカップとお菓子の真上からの俯瞰カットなんかは、何なのか良く分からない。俯瞰という最も客観的な視点+映し出されているモノの名称を端的に示すことで、ひどく主観or感情の入り込みにくいカットを創出し、キャラクターの近い映像とのメリハリをつけてるってことか。
「または――よしこ」。俺のことはよしこと呼ばないで下さい。