劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇

なんだか普通に面白かった。ただの総集編なんだろなーと思いつつ見に行ったらただの総集編だったわけだが、面白い。「ただの」ではなかったのか。この映画を見るためなら、TVシリーズ全27話を見てもいい。しかし、TVを見てしまえば、別に映画を見る必要はないかな・・・。
TVで見ていたときは、正直言って、「グレンラガン」という作品が嫌いだった。夏葉薫さんの「ポニョ」レビューの言葉を借りて言うなら、「アニメとはこうでなければならない、という押し付けがましいまでの主張が画面に充満していて、とても息苦しい」ように思えた。俺にそう思わせる何かを「個性」と換言するならば、劇場版にもその個性は引き継がれ、尚且つそれは強化されていた。しかし、TVで見たときのように、それを嫌悪してしまうことはなかった。どうしてだろう。理由は判然としない。いくつもの可能性を考えることができる。とりあえず、TVシリーズを見直してみるところから、かな。見ないけど。
ふかりんも妙に可愛く感じたなあ。なにあれ。