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風のスティグマ　24話

終わってしまった。牧野由依が出てきてからの話は面白くなかったなあ。それまでの、ただ、ラブコメみたいなことして、和麻が力でねじ伏せて話を進めていく、それだけのスティグマが好きだったんだわ。だが、最終回ではこのアニメの良さを堪能できた気がする。最後の攻撃に打って出る前、両脇に煉くんと綾乃ちゃんを抱える和麻とか。端的に煉くんのヒロイン性を保証してくれた。さらにそこで自分たちの力でどうにかなる相手じゃないと説明しておきながら、正面からぶつかるしかねえ！と言うパワーゲーム。そしてあっけない幕切れ。実にスティグマらしい。最終的に親父が場を収め、カンナギ一族恐るべし！という結論。殺してやりたい。面白かったけど、結局、大したことはないアニメだったな。それは分かっていた。あー、藤村歩の長セリフに、案外と、聞き入ってしまった。悪くない声優だと思う。

ムシウタ　10話

未だに原作と対比させることでしか楽しめてない俺。利奈に大助の正体を明かすタイミングとして、これは面白い。でも、嫌な話になるな。原作では戦いの最中に、正体が明かされるため、もう戦闘の流れは止めようがなかったわけだが、既に正体を知っているとなると、今回の話で利奈が戦いを決意したとはいえ、やはり残るであろう逡巡苦悩を鬱々と描きださないといけなくなるんじゃないのか。延々とそういうことをしてきたじゃないかそれなのにまたか。まあ、次回楽しみだが。ラストの黒コマ？でのナバ絶叫がヱヴァの宣伝か角川と思った。嘘です。キャラクターの顔も崩れている回だった。きっと体のいろんな箇所も崩れていたのだろうけど、気づけなかった。