なんで俺はこんなにムシウタに粘着してるんだろうなあ。大して面白くもないのに。まあ、高校生のときから読んでいて、続いているラノベがこれくらいだからか。いや、それは嘘だな。他にもあるわ。中学生のときに安井健太郎の『ラグナロク』から角スニを読み始めて、吉田直の『トリニティ・ブラッド』あたりが好きだった俺からすれば、その流れの継承者として岩井恭平がいるんだなあ。角スニ全部読んでるとかそんなはずもなく、俺が知っているごく狭い範囲で言っているだけだが。ただ、断じて谷川流ではないのは、そうね。
ムシウタのアニメが始まった辺りから原作者岩井恭平のブログを読んでいたのだが、この人はアニメの出来に概ね満足しているようだなあ。ひどいアニメなのに。まあ、そう立場が強くなくて言いたいことも言えないこんなYO!野中はポイズンなのかもしれないが。
一方で、原作イラストのるろおという人はヒロインの言葉を借りて結構毒のあることを言っている。俺の解釈でしかないが。コレとか、まあ、アニメ批判よね。嘘だ。つか、下田正美も演出かなんかで参加してた覚えがあるし、スタッフ間の関係というよりは声優とスタッフの関係だったのか。なんかあるのかなあ。そして、どうでもいいがコレとか酷い気がする。岩井恭平がオタクではないと暗に主張しているのに対して(実際に違うのかもしれない)、この人は普通にオタやなあ。別にいいけどさ。うん、確かに花澤香菜が武道館ライブする日はこないだろうよ。みんみん(cv.田村ゆかり)、亜梨子(cv.水樹奈々)。田村ゆかりって既に武道館ライブしたんだっけかとは思った。あーDVDには水樹奈々が主演するドラマCDが付いてくるのだが、原作者が「水樹さんうまっ」とコメントしていて、あへ、だ。聞いてみたい気はする。と、ここに書いておくとmokiさんが買ってきてくれたりしないかなあ。DVD第六巻には奈々ちゃんのキャラソンが付くらしいですよ。いやそれは別に要らない。
結局、だらだらと書いてしまったのは、原作イラストの人の原作キャラを使った妄想全開なアニメ感想日記が、案外面白くて凹んだからだったんだ。俺、基本的にそういうのは嫌いな人のはずなのになあ。何が嫌いって、キャラクターというか世界が自分の思い通りになるということが、もう直感的に。自分の自由に出来る世界が、耐え難く気持ち悪い。やっぱり世界は俺を中心に回ってはいけない。まあ、本当はそれを望んでいるということが、今回のことで明らかになったのかもしれないが。でも、できるだけそういうものを避けてきているんだ多分。エヴァSSとか正直読みたくないし、実際に未だに読んでない。そういう意味では俺はガチでキモい「原作厨」なんだろう。まとめ難いもやもやだ。多分、今言えることは俺の中ですら正解ではないなあ。ムシウタの話を大まかにでも知りたい人はここでふゆほたる日記を全部読むといいよ、という嘘をついて〆ておこう。