終番レビュー
新番のことを書く前に終番にケリをつけるベキ。会報に投稿しようと思って書いたので、なんかアレな感じの文章になっている気がするなあ。
スケッチブック
話自体はさして好きではなかったが、結構楽しめたのは、音・絵で細かい芝居が入っていたからかなあ。牧野由依エロい。白い指がねっとりと纏わりついてくるようなエロさを感じる。
ダ・カーポ2
大人の醜さを安易に口にする少年たちの描写、そして実際には描かれない醜い大人。ただ少年たちの口からだけ語られる極めて観念的な大人像に自分も近づいてしまってはいないか、と不安にさせられる一方で、綺麗事を綺麗事とも思わない少年たちの純粋さに心打たれる佳作。えんどうてつや先生が頻出したという点でも記憶したい。全然面白くはない。
プリズムアーク
プリーシアが影武者であることによるミスリードとか、その手の仕掛けがロクになくて、一話があまりに無意味だったように思った。一話の内容など覚えていないが。個性的な演出家を揃えていたかな。その辺は結構楽しめた。
ナイトウィザード
魔王と世界の守護者の対立構図での前半と、それを覆す後半。陳腐なようにも思うが、ある意味王道で、きちんとしたお話だったのではないか。キャラクターも分かりやすい台詞で立てており、安易かもしれないが、オレは好き。作画も安定。佐藤利奈がかわいい、と何度も言っている。
風魔の小次郎
壬生と武蔵、武蔵と小次郎の絆の描き方には文句がない。最終回、武蔵へのフォローが全く無かったのが残念だ。少しでもあれば、より感動的になっただろうに。実はこの作品は特撮ではない、という話をSMだかなんだかの人から聞いた。特撮ではないということは、あいつらは本物の忍ということだなあ。
ご愁傷さま二ノ宮くん
アホみたいなアニメだが、抑えるところは抑えているというか、バランス感覚がよいというか、意外に秀作だった。門脇・沢城も良い。終盤、アホを貫かずシリアスに寄りかかっていってしまう態度には疑問を感じるが、麗華の見せ場を作るためには仕方ないのか。