メモ。kt-2007さんと芝居を見に行ったときに、漫画・小説・映画・絵画・アニメ・演劇・クラシックのコンサート・ロックのライブあたりの諸々について、どれがどれに近いかというような話をした。俺は全く何も答えられなかった。漫画と映画について「漫画研究者達は漫画を映画に隷属させたがっている」とkt-2007さんが言っていた(と思う)。はあ?としか思わなかったが、それは割と一般的な考えらしい。漫画のどの辺が映画的なのかわからない。俺は今まで映画・漫画のごく表面しか見てこなかったのか?核心を見つめてみると両者が似ているということだろうか?俺には一般論としてそう言われることに就いても理解できないのだなあ。表象の分類など言うまでもない。いや、アニメを解するためにはやはりアニメ外の表象文化の知識が必要だなあ、と思ったということなんだ。表象文化論―――小林康夫サンか。うんこ。
冒頭に戻るが、果たして分類など可能なのか?というのが俺の率直な感想だった。いや、どれも何か似た要素を持っていると直感するが、それは取り上げる要素によっては、というようなごく狭い範囲内に於いてであって、要素の総体としてはやはり全然別のものである気がする。わかんねえ。あー、このとき観た芝居については、台詞にアニメ的な部分があるとは思った。ここで言う「アニメ的」もアニメのごく一部を想定しているに過ぎないのだが。やっぱ、おおまかな分類など無理だと思うなあ。どういうことだろう。いつものように俺が何か思い違いをしているのか。