これも言葉にしがたいアニメだなあ。あんまり仕上げがクサいので少しうんざりしていたが、やはり見ていて楽しい。それはよく動く（キャラクターの表情すなわち感情が豊かである）ためであったり、TVアニメではあまり見られない構図に心動かされるためだったりするのだろう。クサすぎる仕上げ・美術も、しかし大気を雰囲気に変えて、俺を惑わす。だが、映像より音声に支えられていた作品であったとも言える。というかむしろ声優が支えていたと俺は思う。女性声優は全員すごい気がした（能登は？）が、特に中原麻衣や広橋涼にはあへあへさせられた。あへあへ。まあ、男性も中博史や阪口大助、置鮎らの働きがあり無視できない。
