NARUTO疾風伝 第60話

サスケとしかキスしたことのないナルトが、たった今キスしたとはいえ、女の唇の柔らかさを語るだろうか。語らないんじゃないか。素朴な感想としてはありうるのだろうが、ナルトはそんなこと言わない。気がする。それ以外にもなんだかつまらないセリフが多かった。オリジナルストーリーであるが故に、練りきれていない部分があるのか。
原画に大城勉がいて、アバンのあたりはかっこよかった。しかし、この金田調のアクションは、演出としてはどうなのか。かっこいい派手な作画と優れた演出は必ずしも両立しないような気がするのは、なんか俺がリアル系みたいなものに傾いている、その傾向性の現れか。自覚はないけれど。
浅川悠のキャラが使った水遁の術の水が、あるカットでやたらキラキラしていた。それが少し気になった。光源がないよな。