マクロスF 第12話「ファステスト・デリバリー」

この回を支配しているのは転回のイメージだ。灼熱の昼と酷寒の夜の間の適温部分に基地を設置しているために、画面は朝焼けとも夕焼けとも取れる色合いに染められている。そこでは昼にも夜にもならないのだが、しかしそこは確かに昼と夜がせめぎあう場であり、昼夜の逆転が期待される。つまり、シェリルの黄昏とランカの夜明けが示唆されているのである。と思ったのは、おそらく勘違いではない。
今回、俺が圧倒的にシェリル派だということに気づかされた。悲しい。