ながされて藍蘭島がここ最近ものすごく面白いなあと密かに思っていたら、ハマダラカが先日そう言ってきたので、やっぱりなあ、となった。どこらへんが面白いのか、あー、それが分かれば苦労は無い。まあ、絵だろうかな。結構よく動くよね。ちょこちょこと。背景の奥のほうに見える雲とかまで。動いていると、コンテやら演出やらの不手際が気にならないことが多い気がする。いや、それらも悪くないのだが。動くというか、くるくるとカットも入れ替わって、それも俺を飽きさせない。いろいろと、ただのティピカルなハーレム萌えアニメを、なんとかして見せようという努力が為されているんだろう。当初、本当に下らない萌えアニメだと思っていたのは失敗だったかもなあ。いや、そういうアニメであるのは間違いないが。あと、スズの表情だけ、やたら可愛く見えるなあ。いい。
更に言えば、実はこのアニメ、完全無欠のホモアニメでもある。往人くんは、健康で若い男にも関わらず、島の女に手を出さない(いや、描かれていないだけで手を出しているのだ、という発想は見えるものからしか物を考えない我々には無いダス)。これはありえないでしょう!ここから、往人くんはホモである、という結論を導き出すのは何もおかしくないはず。男のいない島で、悶々と耐え、独りでホモを体現しているのだ。これを俺は完全無欠だと思った。いえ、特に電波な箇所でした。つか、この理屈だと、ハーレムっぽいアニメの主人公はみんなホモになる。素晴らしい。


EDだから買ったというわけではないけれど。

恋する天気図(初回限定盤)(DVD付)

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いい歌だなあ。いや、素直に。俺は割りと只野菜摘詞が好きらしい。星矢やらプリキュアやら諸々の主題歌でみせる素直で力強い詞が*1。まあ、堀江由衣に提供する詞なので激しさはないが、強く、なにより一途で真っ直ぐ。それは、5thアルバムの「世界中の愛を言葉にして」もそうだ。それらの要素が、ほっちゃんの天使性とマッチするようでもある。惹かれる。今回の歌は、詞に負けない強さを曲も持っていて、本当にいいわ。つか、今回のはPVもすごく綺麗だなあ。ほっちゃんは天使だ、とロサに倣いたくなる。

*1:只野菜摘のダジャレみたいな作詞はあまり好みではない。賑やかな詞を書こうと思うとそういう手法に頼らざるを得ない人なのだろうか。素直な詞というのは、只野菜摘の技巧の拙さの裏返しなのだろうか。いや、それでもいいけど。