目標:目標を決めてから書き始める

ニコニコの「歌ってみた」の多さには驚くなあ。こんなことして何になるってんだアホじゃねえのというのが素直な感想だが、それは自分自身に返ってくる言葉なので、痛い想いをしたくない俺は、それを飲み込まざるをえない。というか、共感してしまうんだな。結局、彼らがやってることと今俺がやってることとの間に、大きな差なんて、ない。俺のは「書いてみた」。むしろ、「歌ってみた」の中には上手に歌っているのもあるので、彼らのほうがマシだ。本当になんでも許される時代になったということなんだろうなあ。クソみたいなものを誰でも発信できるようになった。それが悪いことだとは思わないけど、全体のレベルはどうしたって下がる。少なくとも現状では。リアル中二と名乗るブログ書きが現れたとして、その人の実年齢の推測を困難にさせるのは、その人の中学生とは考えにくい発言内容以上に、大学生にも関わらず中二程度のことしか書けない俺のようなのがあふれかえっている現状じゃないのか。いや、そんなことは、まあ、いい。〜みたっていう表現もなあ。この「みる」ってのは補助動詞(か?)で、「試しに〜する」というような意味だと思うんだが、そこから感じられるものの一つは無責任な感じなんじゃなかろうか。この気楽さ。この責任回避能力の高さ、素晴らしいんだ。俺も、なんだかんだ言って、この気楽さを享受し続けるだろう。ぬるま湯に浸かる自分は否定したいが、ぬるま湯そのものの気持ちよさは否定できない。例えになってないな。あー、やっぱり、俺(達をつけてもいいかい)は寂しがりやなんだろーか。歌を聞いてもらいたい、考えを知ってもらいたい、なんでもいいから反応が欲しい、でも出来れば傷つきたくはない。クソだな。上品に言えば、うんこだ。
出発点を得ただけで、なんとなく書き始めてしまうのもよくないんだきっと。グダグダになる。着地点を探してから書けるといいな。別にいいけど。