機動戦士ガンダム00 第2話

武力で戦争を停めると言った時点で、まあ、ここまでは予想の範疇か。ここから先の見えないところに行ってほしいな。まあ、宮野真守のキャラがかき回してくれるんだろう。なんというか、ズバっとキャラクターが心情を吐露してしまう黒田洋介脚本を俺は好きなんだろうなあ。吉野裕行のキャラの妙なセリフも好きだが、それは妙だから好きなだけか。ガンダムらしいセリフと言ってもいいのだろうかな。

しおんの王 第1話

監督川瀬敏文。キャラデザ沼田誠也DEENらしい絵の感じだなあ。ちょいエロいのは沼田の画風かしら。いや、いろいろとオカシイ人が登場してきたので、濃い絵ってのは、それを良く描き出せると思う。しおんぬが喋らないとなると、絵でかなり頑張らないと感情の表現ができそうになくて、大変そうだなあと思っていたら、川澄声で喋り始めたので、嬉しいやらがっかりしたやら。そうね、声が出ないだけだものなあ。独白ならいくらでも。棋戦シーンがとってつけたみたいになっているが、これは仕方ないんだろうなあ。俺みたいに将棋分からない人は多いだろうし。だが、もっと盤面を印象的に演出してくれなくては、キチガイが将棋やってるみたいで、それはあんまり面白くない気がする。棋士キチガイなほうがいい。将棋と殺人をどう絡めてくるか、見物だなあ。

みなみけ 第2話

いや、茅原実里の話を引っ張るんだけども。俺は先週の時点で、あのキャラを誤解していたようだ。早熟ではない。かなりナチュラルに小学生だ。多分。で、結論から言うと、それでも茅原実里があのキャラに声を当てることに、違和感もないし不自然だとも思わない。問題の焦点は、茅原実里が小学生を演じるにはあんまりな巨乳声である、ということだと思うのだが、このアニメを見るとどうだろうか。普段のみのりんは、リズムの悪さというかメリハリのなさというか、そういうものと相まって鈍重な巨乳声であるのだが、こういうキャラを演じる場合、他のそこそこ巨乳感のある声優と同程度まで、乳を小さくできるのではないだろうか。適当なこと言ってまとめると、声さえあえば?、みのりんって、低空飛行と小さな起伏(まあ、このキャラは感情豊かだが)を操るのには長けているので、そこはソツなくこなすでしょう。まとめきれてないなあ。

プリズムアーク 第2話

こういう普通の話なら、ああいうわけの分からん第1話にするのは止めたほうがいいんじゃないかと思うなあ。最近に限った話ではないのだろうけど、最近、そういうアニメが多い気がするわ。もう1話はよく分からないものとして、ポカーンと眺めるしかなくて、事情が分かってくるころには1話のことなんて覚えてないとか、辛いわ。そう大した仕掛けがあるわけでもないんだろう?絵がかっこいいなあとは思う。榊原ゆいの息の音がすごく大きくて、エロゲ声優らしいのかしらと思った。柿原のキャラは気持ち悪かった。

ナイトウィザード 第3話

案外、悪くないなあ、と1話見るごとに思う。炎色反応がどうとかは、さすがに意味不明だったが。佐藤利奈がかわいいなあやはり。

劇場版CLANNAD

何故か一日に2回も見に行く羽目に陥ったので、感想でも書かなきゃもったいなすぎるわ。
原作はやってないので、なんともいえないが、泣きゲーだという評判を聞いているので、せっかくだしと思って、ガードを解いて前のめりに見ていたのだが、なんもなかったなあ。別に、泣きたかったわけではないんだが、ここまで簡単な話だと思ってなかった。そろそろお父さんが出てこないとおかしいなあと思ったところで、お父さんが出てきたので、それはよかった。TV版のほうでもお父さんは好きだわ。お父さん以上に、劇場版では春原がよかったけども。中博史阪口大助らの力は大きいと思う。
無知無恥なことに、出崎統のアニメなんて見たことない、と思っていたが、クラナドを見ていたら、ああ俺こんなアニメ見たことあるなあ、と思ったので、どうやらどこかで見ているようだ。意識せずとも、俺の記憶に何かを植え付けるとは、出崎ってすごいんじゃないか。すごいんだろうな。主人公がポケットに手を突っ込んで、肩を落として、でもその肩で風を切ってガニマタで歩く姿なんて、俺の知っているルパンか次元のものだわ。ああすごいんだろうな。
劇場版のくせに、どうでもいいカットの手抜き感は酷い気がした。どうでもいいんだけども。遠くの鳩を描くのは、確かに難しそうだが、電車くらいもう少し滑らかに動かせるだろう。
中原麻衣があの役をやるのはちょっと無理だったんじゃないかなあ。いや、彼女の強さが発揮される場面も、終盤など、あるにはあるのだが、彼女の細めの声が、かよわい女の子を表現できていない気がする。体の弱い子というよりは、頭の弱い子だ。中原麻衣であるという最大の説得力は、渚が演劇部であることかなあ。劇のシーンでは、中原麻衣でいいんだわ。