アニメ研に入って3年目で、まあ大学が4年で終わるものだとしたら、もう折り返し地点はすぎたわけで、アニ研を名乗ってもいいくらいには、そこそこアニメのこと分かってるんじゃないかとか思うこともあったんだけども、やはりまだまだだなあ。未だに先輩はもちろんのこと、後輩にもアニメのことを聞いて勉強する日々だわ。新入生にすら遅れをとるものなあ。それを実感するようなこともあって、というわけでもないんだけども、更新が滞ったのだった。まあ、俺を凹ませるのは、後輩に自分が劣ることではなく、むしろ先輩があまりに途方もないということだ。先輩の年になったときの俺が、あそこまでの見識を持っているとは思えないことが、あへあへ。
アニメのスタッフ名とかを覚えるとかそれぐらいの効果を期待して、これからは見たアニメに関しては感想くらいメモすることにしよう。かつてhamadarakaがそうしたし、今では幻界がそうしているしな。
だが、アニメ研究てそういうことじゃないよなあ。多分。俺は何をしていったらいいんだろう。つか、俺には、こう何かを深く追求したいという探究心というか、オタク的な情動というのがないんだよなあ。なんにせよ、そこが俺の限界な気がしている。ウルトラセブンXの感想でも書こう。アニメじゃねえ。

ウルトラセブンX 第5話

眠気と戦いながら見たせいか、いつも感じるおかしさはなかったように思った。おかしいというか、今回は俺の理解を完全に超えていた。見ていてさっぱりわからなかった。あの地球の状況なんてほとんど開示されないにもかかわらず、今の平和が本物だと思うのかみたいなことを聞かれても、そんなん知らんがな、と俺は思ってしまったんだ。しかもそれを、争った挙句双方の星が爆発してしまったエイリアンたちを引き合いに出して問うわけだが、それが本当に俺にはわからなかった。争いのない地球を気に入るエイリアンが武器を手に入れて「これで(敵のエイリアンを)殲滅できます」とにっこり微笑むところで止めておいてくれれば、それが本当の平和なのかと俺も思えただろうけど。いや、そもそも必殺武器を手に入れたはずのエイリアンの星も爆発しているのも、よくわからない。俺の見方がどこかで間違っていたのかなあ。いや、面白いのは面白いんだ。