書きたくなったから

厨というか未熟な自分について考えていたら、というわけでもないのだけれど、日記の更新ができなくなった。日記じゃないけど。日記じゃないと思ったので少し前に「よしこもりにっき」から「よしこもり印象」にタイトルを変更した。


今の俺の気分を的確に歌ってくれているのが、『金色のガッシュベル』のOPである『カサブタ』である気がした。
カサブタ 歌詞
未熟でアホだけれども「逃げも隠れもしないから笑いたい奴だけ笑え」など、この辺の気概は忘れたくないものだ。他にも「大人になれない」けど「大人になりたい」辺りや「背伸びをしながら打ちのめされながらカサブタをちょっとはがすけど答えは出ない」辺りなど、正に俺の中二病マインド(つか、少年ハートか)とシンパシー。
でも、この歌の一番の良さは「水をあげるその役目を果たせばいいんだろう?」と「赤く熟すその時まで悩めばいいんだろう?」の「〜だろう?」にある。これだけ「大人」「成長」へのガムシャラな思いを歌っておきながら、実はこの歌は少年がどうすれば大人になれるか知ってしまっていて、それどころか「〜だろう?」と答えを半ば大人に委ねてしまっている。「役目」という単語も少年ハートからはかけ離れた異質なものだ。つまり、ここでふっと大人視点が垣間見える。この落差。たまんねえ。
いや、この情熱と冷静さの同居こそが、リアルなモラトリアムを描き出しているのだな。実際に俺がそうだ。で、俺にはすごく共感できるいい歌なのだ。ただ、主人公が中学生のアニメの主題歌としては、不適切だったのではないかと思わないではない。まあ、中学生が主人公のアニメの歌に共感できる俺は正に中二マインドということなんだろうが。