hamadarakaが紹介していて、気になった。
http://blog.goo.ne.jp/mizshima1941/e/2cfe1a443a881d04f2b8485e088885e3

キャラが似てないのは(いろいろな要因があるので)さておき、動きの悪いのは、「作画監督」のせいではなくて、100%「演出」の責任です。

俄かに信じがたい。というか、非常に乱暴な言い方であるように思う。
コンテや作画的リソースなど同じ条件を与えられた二人の「演出」がいるとして、その二人が「演出」した動きの良し悪し、それは確かに100%「演出」に帰することができるだろう。しかし、現実はそんなに単純ではないはずだ。100%と言い切ってしまえるものなのか。また、現実的な製作現場において、逆に動きがいいアニメは誰の功績になるのだろうか。それも100%「演出」のものなのか。よく分からない。
もう一つ気になるのはここで言われている「動き」が、俺のような素人が思う素朴な「動き」と同じであるかどうか、ということだ。彼の言う「動き」が、「作画が良い」などという風に、ナイーブに言えてしまうところの「動き」と同じものなのか。アニメ演出家が言う「動き」とは、普段俺達が捉えている「動き」とは同じものではないのではないか。だとすれば、そう簡単な問題ではなくなる。
うーん。さらっと書いてあるけれど、さらっとは受け入れられない。いろいろと。