ストライクウィッチーズ 第2話「私にできること」

1話で描かれている芳佳像に忠実なAパート。戦争は嫌いで怖いけれど誰かを守りたいという思いから、アタフタし、結果、無力な自分に打ちひしがれる。怯えと無力感の表現にはドキッとした。坂本少佐のエロ優しさにも。Bパートの戦闘シーンで著しく問題なのは、坂本少佐の芳佳の能力に関する説明的なセリフだ。あれはさすがに落ち着きが悪い。千葉紗子の低音での不器用さも影響しているかもしれないけど。芳佳がすごいということは、見れば分かるように演出されていたのだから、わざわざクドいセリフをつけなくても構わない気がする。ハッタリの効いたガイナっぽい(?)セリフなら良かったかな。墓参りのシーンでは坂本少佐が、芳佳父の死を知りながら生存を仄めかして芳佳を連れてきていたことが明らかになるが、それは普段の竹を割ったような性格とは相反するもので、少し気になる。