屍姫 赫 第1話「死が舞う」に関して

むらた雅彦の光と影を利用した美しいレイアウトが俺は大好きだ。それだけで十分な感がある。そして、光も影も象徴的に使われたり使われなかったりする。
男が坂を登ろうとしているところに、女が上から落ちてくる、というのは何なのだろう。それがこの1話の中で、2回繰り返された気がするのだが。しかし、2回目は、男の目の前に女が落ちてきたかどうかは描かれていない。男はあの現場から引っ越し先までどのように戻ったのだろうか。なぜそこが抜け落ちているのか。謎だ。