俺のアニメ研究に伴う困難

つまらないこと。NTさんや幻界には話した気もするが、先日うpした方法では、自分の意見、そして他人の意見を容赦なく否定していくことになるだろう。やはりある意味では個人の抹殺が、方法的にとはいえ、行われる。なんだかんだで、結構、しんどいんじゃないかなーと思っている。多分、俺にはしんどい。俺は人を否定するのも人に否定されるのも嫌だ。そんなときはこんな言葉を思い出すぜ。思い出さないけど。勉強してないし。

真理の確立のためには、しかしながら、親しきをも滅することがむしろいいのであって、それがわれわれの義務であると考えられるであろう。殊にわれわれは哲学者・愛智者なのであるから。けだし、真理も親しきひとびとも、ともにわれわれにとって愛すべきものではあるが、真理に対してより多く尊敬を払うことこそが敬虔な態度なのである。
アリストテレスニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)24ページ

すでに数年前には私はこう気づいていた。子供のころから私は、いかに多くの偽なるものを真なるものと認めてきたことか。そして、その後その上に築いてきたものが、どれもこれもいかに疑わしいことか。それゆえ、私がもし学問においていつか確固として持続するものをうち立てようとおもうなら、一生に一度はすべてを根底からくつがえし、最初の基盤から新たに始めなければならない、と。
ルネ・デカルト省察 (ちくま学芸文庫)34ページ

この人達にも多くの問題点があることにはあるんだろうけど、この真理に貪欲な姿勢は真似てよいと思っている。この世に全く真理がないわけじゃないんだから。