ピンク色にしてみたら、結構キツくて気に入った。多分そのうち止めるが。
自分ルールで評価していながら、ルール全体を明かさない評の典型として、声優批評があるかもしれない。谷部の同人誌を読むと、自分が書いたものを含め、何が書いてあるのか分からない。暗黙知の存在を疑ってしまう瞬間だ。声優批評の思考の伝統のようなものが背景に働いてはいるのではないか。だとすれば、それを明かさねばならないだろう。その伝統が広く流布してはいないのだから。中には読めるものもあるのだが、なかなかに厳しい。どこかのサッカーの用語(理論)を利用した分析の巧みさが際立つとも言える。少なくとも、何に依拠しているかを明示しているという点においては。