ドルアーガの塔 第1,2話

俺の周囲で一番争論的な1話となっているのは、多分コレだと思う。そんなことないか?俺自身は1話肯定派なのだが、周囲の人間は皆一様に1話を否定する。確かに使い古されたネタがちりばめてあっただけで、別に面白くないといえばそうなんだが、お寒いネタを臆面もなく使いハイスピードなギャグを展開されると引き込まれてしまう。否定派の人々も無関心ではいられないのだろう。また夢オチであることも重要で、怒涛の展開と相まってこの1話自体を視聴者の夢にしてしまっている。夢でなければガチ、つまりM.O.Eになってしまうのだが、そこで踏みとどまっているし、なおかつ夢なら忘れてもよい。しかし忘れても、ぼんやりと残り、2話へと関心をつなげることもできる。シリーズ構成としても優れているということだな。ほんまかいな。1話に比べると2話は凡庸。1話と対比される凡庸さは結構なことだが、しかし今後もこうだとただ退屈。だがそうなりはしないという予感すら1話は俺に与えている。ほっちゃん