図書館戦争 第1,2話

うーん、何もかもぬるい。まずは設定のぬるさに問題がある気がする。設定にケチをつけるのはナンセンスだとも思うが、しかしなあ。一つ挙げるとすれば、国家対図書館という構図。本を守るにしてもアンダーグラウンドに潜るとか、いろいろとやり方はあるはずなのに、我々にとって公的な(国家側に属している)イメージの強い図書館がその自由派の立場を担うことの不可解さがそこにはある。まあ、本といえば図書館だけれども・・・。お話的にシリアスありのラブコメありの、というのは別にいいのだが、絵柄的な統一は欲しいかもしれない。アップになったときの太い輪郭線が、俺を混乱させる。少し前まで井上麻里奈といえば優等生的な役ばかりやる人だった気がするのに、いつの間にかこういう役のほうが多くなったんじゃないか。